【体験記②】塾選びで失敗しかけた話|大手集団塾→個別指導に転塾した理由
最初の塾選びは「有名だから」
小3の2月、いわゆる「新小4」として大手集団塾に入塾させました。選んだ理由は「合格実績がトップクラスだから」。周りの受験家庭もほぼ全員がその塾でした。
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3か月で異変に気づいた
入塾して3か月、息子の様子がおかしくなりました。
- 塾の日の朝、「お腹が痛い」と言うようになった
- 宿題を見ると泣き出す
- 以前は好きだった読書をしなくなった
テストの成績は中の下。「まだ始まったばかりだから」と思っていましたが、データを見ると右肩下がりでした。
性格タイプとのミスマッチ
息子は後に INFP(仲介者)と判定されるタイプ。特徴は以下の通りです。
- 内向型:大人数の教室で萎縮しやすい
- 感情型:先生に叱られると深く傷つく
- 知覚型:決められたペースで進むのが苦手
大手集団塾の環境は、まさにINFPの苦手要素のオンパレードでした。
転塾の決断
6か月悩みましたが、データ(テスト成績の推移)と息子の表情を見て転塾を決断。先生1人に生徒2人の個別指導塾に移りました。
転塾後の変化は劇的でした。
- 3か月で偏差値が8ポイント上昇
- 「塾が楽しい」と言うようになった
- 先生との信頼関係ができ、質問を積極的にするようになった
学んだこと
有名な塾=わが子に合う塾ではない。 これは頭では分かっていたはずなのに、実際には「みんなが行っているから」という同調圧力に負けていました。
転塾を決断するまでの葛藤
転塾を決めるまでには、想像以上の葛藤がありました。まず、入塾時に支払った費用のことが頭をよぎります。入会金、教材費、すでに数十万円を投じていました。「もったいない」という気持ちと「このまま続けて大丈夫か」という不安の板挟みでした。
また、周囲の目も気になりました。同じ塾に通うママ友たちに「辞めた」と言うのは勇気が要ります。「うちの子だけ脱落した」と思われるのではないかという恐怖もありました。
しかし、ある夜、息子が布団の中で小さく泣いているのを見つけたとき、「この子の心を守るのは親しかいない」と腹を決めました。費用も周囲の目も、息子の心身の健康に比べれば些細なことでした。
塾選びで確認すべきポイント
この経験から、塾選びの際に必ず確認すべきポイントをまとめました。
授業スタイル
- 集団塾:競争心が強く、人前で発言するのが得意な子に向いている
- 個別指導:マイペースに進めたい子、質問が苦手な子に向いている
- 少人数制:集団と個別の中間。適度な刺激と丁寧な指導の両立
先生との相性
体験授業は必ず受けましょう。先生の話し方、叱り方、褒め方を観察してください。厳しい指導で伸びる子もいれば、優しく寄り添う指導が合う子もいます。
通塾の負担
自宅からの距離と通塾時間も重要です。疲れた状態で長時間移動すると、勉強の効率が落ちるだけでなく、塾自体が嫌になるリスクがあります。
宿題の量と質
塾によって宿題の量は大きく異なります。大手集団塾では膨大な量の宿題が出ることが多く、全てをこなそうとすると睡眠時間を削ることになりかねません。体験授業の際に「宿題はどのくらい出ますか?」と必ず確認してください。
転塾のタイミングと判断基準
「今の塾が合わないかも」と感じたとき、すぐに転塾すべきかどうかは悩ましい問題です。私の経験からは、以下の基準で判断することをお勧めします。
- 3か月以上通っても成績が下がり続けている場合:環境の問題の可能性が高い
- お子様が身体症状(腹痛、頭痛、不眠)を訴える場合:すぐに対応すべきサイン
- 先生との相性が明らかに悪い場合:クラス変更で解決するか、転塾が必要か検討する
逆に、入塾直後の成績低下は「慣れ」の問題であることが多く、2〜3か月は様子を見てよいでしょう。大切なのは、お子様の表情と言動をよく観察し、SOSのサインを見逃さないことです。
個別指導塾で伸びた理由を振り返る
転塾先の個別指導塾で息子が伸びた理由を分析すると、いくつかのポイントが見えてきます。まず、先生との距離が近いことで「分からない」と言いやすい環境ができました。集団塾では恥ずかしくて質問できなかった息子が、個別指導では毎回10個以上質問するようになりました。また、息子のペースに合わせてカリキュラムを調整してもらえたことで、苦手分野を集中的に克服できました。何より、先生が息子の性格を理解し、褒めて伸ばすスタイルで接してくれたことが最大の要因だったと思います。塾選びは「有名かどうか」ではなく「わが子に合うかどうか」が全てです。その判断に性格タイプの理解が役立ちます。
お子様の性格タイプを理解することで、最初から適切な塾を選べる可能性が高まります。私のような遠回りをしないためにも、本サイトの診断を活用してほしいと思います。